An Introduction to E-Bike Commuting
Eバイクと一般的なバイクのライディングは同じなのでしょうか? 答えはイエスでもありノーでもあります。
皆さんはキャノンデールが、社員のバイク通勤を推奨していることを知っても驚かないでしょう。推奨する理由はいくつもあります:バイク通勤なら屋外で過ごす時間が得られ、通勤ラッシュの軽減に貢献し、近隣のコミュニティと直接繋がることができますし、当然ですがワークアウトにも取り組めます。
では、そのバイクが一般的なバイクではなく、電動バイク(Eバイク)だったらどうなるでしょうか?「A地点からB地点ヘバイクで向かう」 のはどのバイクでも同じですが、Eバイクのライディングにはいくつかの異なる部分があります。今回はベテランライダー、初心者ライダーを問わず、Eバイク通勤・通学を考えているすべての方に有用なアドバイスをご用意しましたので、是非お読みください。
1. Eバイクの乗り心地の違い
大きいことは良いこと
モデルによって異なりますが、基本的にEバイクは一般的なバイクよりも重くなります。重量が増えることは、ブレーキ、タイヤ、フレームへの負荷がより大きくなることを意味しますが、この変化はEバイク通勤・通学にどのような影響を及ぼすのでしょう?
まず、Eバイクの多くのモデルには強力なハイドロリック(油圧式)ディスクブレーキが採用されていますが(初めて使用する方はそのパワーに驚くはずです)、それでもいつもより早めにブレーキングする必要があります。Eバイクに乗り始めの頃は特にですが、一般的なバイクよりも早いタイミングでゆっくりとブレーキをかけていくことで、一般的なバイクとのフィーリングの違いをしっかりと感じられます。
ハンドリングと加速のフィーリングも少し異なります。通常、Eバイクの多くのモデルでは電力のアシストレベルが調整できるようになっていますが、アシストレベルを問わず、乗り慣れている一般的なバイクより大きなパワーがホイールへ伝わることを覚えておくことが重要です。また、コーナーではいつもよりも勢いが増しているように感じるはずですので、注意深くブレーキングしながら、丁寧なハンドリングを心掛けてください。
そして、これはどのバイクでも同じですが、Eバイクでも定期的にタイヤの空気圧を確認するようにしてください。どのタイヤも時間とともに空気が抜けていくので、少なくとも週1回は確認しましょう。空気圧は推奨範囲内(タイヤの側面にPSIまたはBARで記されている数値)に保つようにしてください。
以上を踏まえ、キャノンデールは Eバイクのライディングのフィーリングができるだけ自然かつ楽になるようにデザインしていることを知っておくことが重要です。スムーズな電動アシスト、安定したハンドリング、自信に満ちたブレーキングがすべてのモデルで実現されています。モデルも数多く取り揃えておりますので、 こちら からEバイクラインナップをご覧ください。
2. Eバイクの充電と保管方法
最初は気付かないこと
あなたのバイク用ロックがどれだけ優れていても(ハイエンドな製品の購入を強く推奨します)、盗難、破損、天候からバイクを守る手段はできるだけ多く用意したいと思うはずです。しかしながら、Eバイクの安全確保については2項目をさらに加えて考慮する必要があります。それは、重量とバッテリーです。
Eバイクは重いため、階段やスロープでのバイクの上げ下ろしが難しくなる可能性があります。ですので、勤務先や自宅でEバイクを動かせなくなってしまったり、誰かの助けが必要になったりする前に、Eバイクを自分で快適に取り回せるかどうかを確認してください。他のモデルより軽量なEバイクも存在します。
Eバイクが普通のバイクよりも重くなる原因は頑丈なフレームとドライブモーター、そしてバッテリーです。一部のモデルは外付けバッテリーを採用しています。つまり、バッテリーがバイクチューブの内側ではなく外側に装着されており、見えるようになっているので、大抵の場合、簡単に取り外すことができます。バッテリーを取り外せばEバイク本体が軽くなりますので、取り回しが楽になります。また、バッテリーだけを屋内に持ち込んで充電できますので、盗難や低温によるバッテリー消費の心配もなくなります。
3. Eバイクの通勤・通学ルート
準備が重要
Eバイクのドライブシステムの仕組みについて知っておくことが助けになります。まず、バッテリーが提供できるレンジと各アシストレベルがレンジに与える影響について学びましょう。大半のキャノンデール製Eバイクは充電1回につき最短65kmは走行できます。レンジはアシストレベルによって変化し、一部のモデルはさらに遠くまで走行できます。また、モデルごとに異なるレンジが設定されています。ですので、 Eバイクの各モデルのスペックを確認 し、Eバイク通勤・通学を始める前にルートと通過するエリアについても調べておきましょう。
バイクのアシストレベルが全5段階なら3段目に設定してください。目的地に到着したら、出発地点からそこまでの距離( キャノンデールアプリ を使用すれば、どのブランドのバイクに乗っていても走行距離などが確認できます)とバッテリー残量を確認してください。
出発地点に戻れるだけのバッテリーが残っているなら問題ありませんが、戻れるかどうか不安な場合はアシストレベルを下げてみましょう。これは復路のエフォートレベルを高める必要があることを意味しますが(往路の大半が登坂でない限り)、バッテリーが切れてしまいアシストなしで走行しなければならなくなる代わりに、アシストを得ながらより遠くまで走行できます。
もちろん、帰宅前にバッテリーを充電することも可能です。充電用ケーブルまたは充電用クレードルを追加で購入して、目的地に置いておきましょう。ただし、目的地で充電することを忘れないようにしてください! 充電に必要な時間も考慮しましょう。また、低温下ではバッテリーの減りが早くなることも覚えておいてください。
複数のルートとアシストレベルを試してEバイク通勤・通学の効率を最大化しましょう。試しながら地図や通過するエリアをよく調べて、可能なら ルート上に高評価のバイクショップを最低1店舗 は見つけて、必要に応じて修理してもらえるようにしておきましょう。
4. 他に知っておくべきこと
Eバイクもバイク
他のあらゆるバイク通勤・通学と同じで、Eバイク通勤・通学にも基本ルールがいくつかあります。まず、正しいヘルメットとライトを用意して安全と視野を確保してください。古いあるいは頭にフィットしないヘルメットは事故のときにライダーを十分に守ってくれません。そしてライトは昼夜を問わずサイクリストの縁の下の力持ちです。ライディング再開のために書かれたこちらの記事をお読みになり、ヘルメットとライトの知識を深めましょう。
すべてのEバイク通勤・通学者にとって最も有用なアドバイスは「最高のEバイクを手に入れる」です。キャノンデールはEバイクを黎明期から開発したブランドのひとつです。また、現在世界で最も高い評価と信頼を集めているドライブシステムを開発しているBoschとパートナーシップを締結した初めてのブランドでもあります。
これまで、キャノンデールのデザインは右上がりで改善されてきました。また、バラエティも豊富で、 レースバイクを元に開発されたハイパフォーマンスEバイクから カジュアルクルーザー、そして子どもを含むあらゆるものを運べる Eカーゴバイク まで多種多様なモデルが存在します。ウェブサイト で全モデルをご確認ください。どこから始めれば良いのか分からない方は E-Bike Finder をご活用ください。