Get Rolling
ライディング再開に向けたアドバイス
北半球各地では冬の停滞と静寂から日差し、気温、鳥たちのさえずりが戻りつつあり、様々なことが私たちをハッピーにしてくれていますが、そのひとつがライディングに適した気候です。
アメリカでは5月がBike Month(バイク月間)に定められています。ライダーたちがタイヤに空気を入れ直し、ヘルメットを装着し、新鮮な空気を求めて外へ出かけるのに最適な時期だからです。私たちもライディングの回数を増やす、またはより多くの方々にサイクリングの喜びを知ってもらえるありとあらゆる機会を楽しみにしています。
とはいえ、気が進まない方の気持ちも理解できます。その理由は長期間バイクに乗っていなかったからかもしれませんし、バイクが万全ではないからかもしれません。あるいは、バイクや装備を所有していない方やどこから始めれば良いのか分からない方もいるかもしれません。
ですが、ご心配は無用です。私たちがライディング再開に役立つアドバイスをまとめました。以下のアドバイスを読み進めたあと不明点や疑問点があれば、 お近くのキャノンデール正規販売店までお問い合わせください。
1 : 安全第一:ヘルメットを着用する
まずは基本中の基本から始めましょう。それは “安全第一” です。
S安全を確保する方法はいくつも存在しますが、最も分かりやすい方法が「正しいヘルメットで自分を守る」です。まだヘルメットを持っていない方は、キャノンデールの多彩なヘルメットをこちらからご覧ください。すでにヘルメットをお持ちの方は、正しくフィットしているかご確認ください。
次に、ヘルメットの経年劣化を確認しましょう。ヘルメットを脱いで内側の製造シールを探します。製造シールは白色または黄色で、製造年月が記載されています。大半のヘルメットで使用されているフォームは時間経過とともに少しずつ劣化するので、衝突時の衝撃吸収力が失われてしまう可能性があります。購入から5年以上経過しているヘルメットは 新品への買い換えをおすすめします。
2 : メンテナンスをする
メンテナンスのためにバイクをわざわざショップへ持ち込みたくない気持ちは私たちにも分かります。ですが、バイクを長期間放置していたなら、ショップでのメンテナンスから始めるべきです。キャノンデールのバイクを含むほぼすべてのメーカーのバイクを全体的に整備してくれる信頼性の高いショップはこちらから確認できます。メンテナンス費用は、ショップによって異なるため各店へ直接お問い合わせください。
3 : 想定外のトラブルに備える
メンテナンスが万全でも、ライディングが予定通りに進まないときがあります。ですが、自動車とは異なり、バイクはある程度の基礎知識と適切なツールがあればその場で簡単に修理できます。ですので、マルチツール の常時携行が賢明です。ちなみに、キャノンデールアプリにはライディング前の基本的なバイクチェックの参考になるビデオが用意されています(ライドの記録やライドデータの保存、メンテナンス時期の通知など 他にも様々な機能を備えています)。
当然ながら、典型的なトラブルはタイヤのパンクです。パンクの修理方法を学べるビデオは数多く見つかりますが、修理にはいくつかのツールが必要です。 タイヤレバー はリムからタイヤを外す際に役立ちます。また、交換用の 新品チューブ も必要になるでしょう。パンク修理のあとはキャノンデールのコンパクトで携行性に優れている ミニポンプ が適切な空気圧まで戻してくれます。身軽になりたいけれどパンクの備えもしておきたい方には、Set-Offフラットキットをおすすめします。
タイヤの話を続けますと、不適切な空気圧設定もパンクやハンドリングの悪化、その他の様々なトラブルを引き起こす大きな原因です。ゴムは多孔性のため、大半のタイヤは1日あたり約1〜2psi(0.1bar)ずつ空気が抜けていきます。ですので、ライディング前に空気圧を確認するのが賢明です。推奨される空気圧の範囲はタイヤのサイドウォールに記載されていますので、空気圧をその中央値に設定すればまず問題ないでしょう。また、バイクの大半はフロントよりもリアが重いため、リアタイヤの空気圧をフロントよりもほんの少しだけ高く設定した方が良い場合もあります(フロントとリアのタイヤサイズが同一の場合)。
4:ラックやフレームバッグを活用する
スマートフォンやコーヒーカップ、買い物袋などを手に持ちながらライディングする悪癖をつけてしまうのは簡単です。このような癖をつけてしまうと、想像以上に事故や怪我に繋がる確率が高まります。
幸いなことに、キャノンデールの全スタッフも日常的にライディングしているため、様々なものをより多く、よりシンプルに運べるバイクやアクセサリーを開発しています。アドベンチャーネオEQ や トレッドウェルEQ のような “EQ” を冠しているモデルが利便性と信頼性を追求するためのリアラック、フェンダー、ライト類を装備していることにお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
5:自分に合った正しいバイクを選ぶ
バイクを換えれば、ライダー人生が変わります。大袈裟かもしれませんが、サイクリングから得られる恩恵は無数にあるからです。エクササイズ、渋滞の回避、大気汚染の減少、自然やコミュニティとの繋がり、シンプルなクルージングの喜びはそのほんの一例です。
多くの方がライディングをさらに楽しもうとしない理由は、それぞれのライフスタイルに適したバイクを所有していないからです。キャノンデールが多種多様なモデルをデザインしている理由がここにあります。都市部を颯爽と駆け抜けたい方 (コンパクトネオ や アドベンチャーネオ をお試しください)、人気のトレイルに繰り出したい方 (トレイル か トップストーンネオ) をお試しください)を問わず、キャノンデールのウェブサイトまたはお近くのキャノンデール正規販売店を訪れれば、自分が求めるバイクに出会えるはずです。キャノンデールのBike Finderも自分のライフスタイルに合致する理想のバイクとの出会いに役立ちます。
ですが、最も重要なことは “ライディングする” です。外へ出て、バイクの素晴らしさを知り、楽しみましょう。そのあとでもっと楽しみたいと思った方は、またあらためてキャノンデールをご訪問ください。お待ちしております。