¡Uno. Dos. Tres!
Photography by Gruber Images & Getty Images
ツアー・コロンビア、表彰台独占!
2020年プロロードレースシーズン開幕。キャノンデールライダーたちがコロンビアで大きな夢を実現。熱狂的なファンの前で偉業を達成しました。
標高2,500メートルを超える山岳地帯で行われる1週間のステージレース。コロンビアのセルジオ・イギータが総合優勝、2位にはチームメイトのダニエル・マルティネス、そして3位にヨナタン・カイセドが入り、EFエデュケーションファーストの3名が表彰台を独占しました。
第1ステージのチームタイムトライアルから 2位に45秒差をつける圧勝で飾り、勢いそのままに個人総合を独占するという快挙を成し遂げました。
『今日のパフォーマンスは本当に信じられない。チーム全員がそれぞれの役割を十分に果たしていた。チームの勝利だ。ダニエル・マルティネスがステージ優勝し、セルジオ・イギータが総合で優勝。言うことないね。』とジョナサン・ヴォーターズ(CEO)は満足げに語っていました。『ここコロンビアでの1週間に及ぶレースすべてが最高だったよ。』
コロンビアナショナルチャンピオンのセルジオ・イギータは、第4ステージの山岳ステージで劇的な勝利をおさめました。 チームメイトのヨナタン・カイセドと入れ替わり、ステージ優勝後、リーダージャージを手にしました。ダニエル・マルティネスは総合成績で2位に入りました。
最終日の第6ステージは、舞台をボゴタ市に移し、3,290メートルの山岳頂上を目指すクイーンステージ。表彰台独占を目指して、EFエデュケーションファーストは走り出しました チームは猛烈なペースでライバルにプレッシャーをかけ、上りに強い4名のライダーをトップ集団に残しました。
EFエデュケーションファーストには、3人のコロンビア出身選手がいます。彼らは地元の観衆の前でレースができたことを誇りに思っていることでしょう。ティージェイ・ヴァンガーデレンは『こんなに多くの人に応援されるなんて、本当に驚いたよ!私はコロンビア人ではないけど、ここの誰もがロードレースを愛し、すべてのライダーを称賛してくれた。』と言いました。
レースの最後2キロは登りでした。トップグループには5人しか残らず、その中で3人がEFでした。残り500メートル、ダニエル・マルティネスが先にアタックを仕掛けて、セルジオ・イギータとともに、ワン・ツーフィニッシュ。ヨナタン・カイセドは14秒後にゴールし、総合成績3位を獲得。EFが表彰台を独占しました。
『本当に素晴らしい1週間だったね。チームのみんなが、自分たちのために最後まで全力でサポートしてくれた。レースで優勝でき本当に最高だった!』と最終ステージで優勝したマルティネスが話しました。『リゴ、ティージェイ、ローソンにとても感謝しているよ。シーズンを最高の形でスタートできた。自分の故郷で優勝できて、スペシャルな気持ちだね!』
このコロンビアのレースでは、EFエデュケーションファーストが3つのステージ優勝を達成。総合優勝はセルジオ・イギータ、そしてベストヤングライダー賞を獲得。チームは最優秀チーム賞を獲得しました。リゴベルト・ウランは昨シーズン事故に遭いましたが、このレースで見事に復帰し、キャプテンとしてチームを勝利に導きました。3人のコロンビアライダーにとってはホームレースでした。
『昨年、ヨーロッパで別のチームにいたけど、いつか母国でレースをしたいと夢見ていたんだ。』と、セルジオ・イギータ。『去年はこのレースで優勝するなんてただの夢だったよ。この1週間、チームの皆がひとつになって、ハードワークにつとめたからこそ達成することができたんだ。』
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